時代の変化と共に「場」の新しい価値を作り出す

　もともとイベントスペースは、80年代DCブランド全盛の時代にファッション業界に対してアプローチを掛けた、装飾の無いシンプルなスペースでした。その時代の成長産業が広告戦略的に使用する傾向にあり、ファッションを軸にコスメ、ジュエリーと幅広くなり、さらには音楽や企業のプレゼンテーションなど、考え得るあらゆるイベントが催されてきました。

　そんなイベントスペースも、多様な特徴を携えその数も増えてはきましたが、常に新しい情報を発信する、時代を映す鏡の「場」であることを、今なお強く感じています。

　コロナ禍は大きな転換期であり、きっかけとなりましたが、以降も時代は飛躍的に進歩をすることが容易に想像されます。その変化に対応するべく、イベントスペースは受け入れる土台として、ますます重要な存在であり続けることでしょう。

　過去と未来の橋渡しとして、伝統文化から最新のトレンドまで、あらゆる表現の「場」があります。世界はネットで繫がり、どこにいても情報は均一に手に入りますが、「生」の表現はその「場」に足を運んでこそ喜びや刺激を体験し、感動ができる。そして、多種多様な職種や人に出会えて学べる、類稀なる「場」でもあります。

　この素晴らしい「場」を提供する事業が弊社の柱です。

代表取締役　山本 士朗