
お知らせ
2026.9. 4
株式会社スタンダードワークスは、2024年より愛知県津島市出⾝の現代美術家、藤原 更(フジワラ サラ)のアートブックの出版をはじめ、広報、マネジメントを通じて支援をしてまいりました。この度、藤原の2026年の秋の主な活動を2つお知らせさせていただきます。ご注目、ご高覧、いただければ幸甚です。
津島神社 国幣小社昇格100周年記念 特別展示プログラム
9月19日(土)ー10月12日(月・祝) 10:00ー20:00
拝殿廻廊にインスタレーション
「溶けゆく花びら」
郷土が生んだ現代美術家の感性と伝統の社が響き合う空間に
津島神社(旧牛頭天王社)は、須佐之男命(スサノオノミコト)を祀る天王神社の総本山。京都の八坂神社とならび天王信仰の頂点として敬われ、疫病退散、五穀豊穣のご利益に深く信仰されて、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らの崇敬も篤い神社です。様々な記念行事が行われる中、「伝統ある空間で現代の芸術表現を展開したい」という神社の要望から、津島生まれの藤原 更が起用され実現する運びとなりました。
作品のモチーフは、芥子の花です。初期仏教の説話や東洋・インド思想において、「生老病死の無常」や「命の尊厳・安らぎ」を象徴する深い精神性を持つ存在として語られてきました。藤原は20年前の制作当初からこの背景を確固たる起点として踏まえた上で、写真の持つ記録性と人間の記憶について考察しながら今日まで芥子の撮影・制作を一貫して続けてきました。儚くも鮮烈に咲き誇るその姿は、生の刹那的な美しさと生滅の循環を想起させます。今回藤原は津島神社拝殿廻廊に於いて、「永久なる時間の表現」へと挑みます。重厚な木造建築に射しこむ光、そして吹き抜ける風、神社の静謐な空気感と作品が織りなす生命の循環は永久への広がりを見せ、参拝者を幻想的な世界へと誘うことでしょう。
※国幣小社:明治以降の旧社格制度における官社(国が祀る神社)の一つ。1926年の昇格は神社としての高い格付けを裏付けている。
※会期中の10月3日(土)、4日(日)には、尾張津島秋祭りが開催される。
<参考作品画像> 津島神社拝殿廻廊のインスタレーション
※参考作品画像のうち2つ目の「Melting Petals 02」は、お貸し出し可能です。 津島神社廻廊のインスタレーションは、9/18日の搬入後に撮影、また拝殿・廻廊インスタレーション特別ライトアップは実施日10/3 に撮影し、お貸し出し可能となりますので、お申し付けください。
【 拝殿・廻廊インスタレーション特別ライトアップ 】
2026年10月3日(土)日没ー20:00 尾張津島秋祭り初日 観覧無料
【 作品展示 】
「溶けゆく花びら」
2026年9月19日(土)ー10月12日(月・祝) 10:00ー15:00
会場:社務所 藤浪の間 入場無料
藤原は、子供の時に足繁く通った津島市立図書館にて2024年11月から翌年1月に展覧会をさせていただき、その後、作品「Scattered Memories in the Field of Transience 35 ― 儚く移ろう時の断片的記憶」を収蔵していただきました。今回の廻廊でのインスタレーションの原点とも言える「芥子」の作品です。本記念事業の展示アーティストに藤原が選ばれた理由や経緯、廻廊の作品の意図、そして構想中のプロジェクト「令和の尾張津島天王祭屏風」について紐解いていただきます。
【 トークショー 】
藤原 更(現代美術家)× 服部文彦(津島市立図書館館長)
2026年10月10日(土)14:00-15:30
会場:社務所 八雲の間 入場無料
【 津島神社 公式ウェブサイト 】
https://tsushimajinja.or.jp/
住所:愛知県津島市神明町1
【 津島神社への交通 】
電車:名古屋駅より名鉄線 津島駅下車徒歩15分
自動車:東名阪道弥富ICよりR155経由、一宮・津島方面へ15分
画像:津島神社公式ウェブサイトより
津島神社本殿をはじめとする主要な社殿が一直線に並び廻廊で結ばれる、愛知県西部特有の建築様式「尾張造(おわりづくり)」
藤原 更のアートを纏う、特別な「イチローズモルト」が誕生
2026年9月より限定販売
この度、世界的な評価を受け数々の賞を受賞しているクラフトウイスキー「 ICHIRO'S MALT CHICHIBU DISTILLERYⅡ Malt Dream CaskⅡ 」の紀伊國屋酒店オリジナルボトルのラベルに藤原の芥⼦の花畑の作品「Melting Petals」(溶けゆく花びら)が採⽤されました。秩⽗の豊かな⾵⼟が育む最⾼峰のウイスキーボトルを、藤原の持つ圧倒的な熱量と繊細な空間性を宿したアートが彩ります。⽇本の広告デザイン史を牽引してきた杉山恒太郎氏のディレクションのもとライトパブリシティの意匠により、⾄⾼の⼀瓶が完成しました。
ウイスキーの⼀滴⼀滴に込められた樽での長い「熟成の時間」と、写真に日本画の伝統技法(剥離やぼかし) をほどこし、「記録」から現在の「記憶」へと時間をかけて変容させていく藤原の⼿法には、「時の積み重ね」という共通のコンセプトがあります。職⼈の技と現代アートの感性が美しく響き合う、唯⼀無⼆の味わいと意匠をお愉しみください。
藤原 更「Melting Petals」portfolioより
2007年、フランスで撮影をした芥子の花畑。 紅い無数の花が風に揺れ まるで手招きをして私を誘っているかのようだった。
そこで感じた風や空気、夕陽の美しさ そうした五官を通して記憶に深く刻み込まれた あの芥子の花々。
記憶がそうであるように
花もまた 時の経過とともに萎れ、崩れ、そして溶けてゆく。
写真というメディアの特性でもある「記録」と、人間の「記憶」に着目をし 『記憶の花』の可視化を試みたシリーズ。 (以下省略)
【 商品概要 】
商 品 名:ICHIRO'S MALT CHICHIBU DISTILLERYⅡ Malt Dream CaskⅡ Kinokuniya Original Bottle
発 売 月:2026年9月
ラベルアート:藤原 更 『Melting Petals』(溶けゆく花びら)
ラベルデザイン:株式会社ライトパブリシティ
仕 様:内容量700ml、アルコール度数:62°
原料原産地名:国内製造(モルトウイスキー)
原材料名:モルト
製 造 者:株式会社ベンチャーウイスキー 埼玉県秩父市みどりが丘49番
【 紀伊国屋酒店オリジナルボトル 】
取 扱 店:紀伊國屋酒店 東京都渋谷区恵比寿南1-4-2(恵比寿駅西口駅前)
■ お問合せ・取材のお申込み先
株式会社スタンダードワークス
150-0022 東京都渋⾕区恵⽐寿南 2-7-1 恵⽐寿ウィンバレー201
T. 03-6303-1833(太⽥)
e-mail. seki@standard-works.com(関)
藤原 更
Sarah Fujiwara
愛知県津島市生まれ 現代美術家
1997年に刺青の男女を捉えたドキュメンタリー写真シリーズ「裸の家」が清⾥フォトアートミュージアムのコレクションとなる。1999年には大病を患った自身を被写体に病と向き合うセルフドキュメントを撮影。コマーシャルフォトグラフの分野でも活躍しながら、「 記憶 」と「 時間 」をテーマに制作を始め 、アートの世界へ本格的に踏み出す。2006年より「PHOTO (光)GRAPH( 描く)」という語源を元に、写真の特性である「記録」と人間の「記憶」の差異に着目した表現領域を拡張する制作に着手。代表作「Melting Petals」は芥子の花を題材に色温度やライティング技 術を駆使した写真に、幼少期の環境から影響を受けた伝統的な日本画の技法を融合させ、独自の記憶の表現体系化を深化させている。空間インスタレーションを用いながら記憶の断片を可視化する作品は、鑑賞者の心象風景に語りかける。2000年以降フランス各地 でのフェアや展覧会に招待され滞在制作も行う。パリ、マドリード、ニューヨーク、東京、名古屋など展覧会その他多数。
【 主な個展 】
2026 「A whisper woven into the wind」松坂屋名古屋店(愛知)
2025 「『記憶の花』出版記念展」ふげん社(東京) 「Timeless Colors」WALL MUSEUM 松坂屋名古屋店(愛知)
2024 「藤原更展 Melting Petals」津島市立図書館(愛知) 「Photograph 記憶の花」ヤマザキマザック美術館(愛知)
2023 「 花の中の時間 、時間の中の花 」JR 名古屋 タカシマヤ美術画廊 (愛知)
2022 「Melting Petals出版記念展」Gallery 176(大阪) 、MARGIN GALLERY(東京)、森岡書店(東京)、Gallery noivoi(愛知)
2020 「Melting Petals」ARTIFACT(ニューヨーク、アメリカ)
2019 「Melting Petals」EMON PHOTO GALLERY(東京)
2016 「Melting Petals」Gallery noivoi(愛知)
2015 「La vie en rose」EMON PHOTO GALLERY(東京)
2014 「Phosphorescence」L'Atelier Blanc(ヴィルフランシュ、フランス) 「Petals」Gallery Plug Factory(ソウル、韓国)
2013「CELLA」Atelier Gen Paul(パリ、フランス)
2012 「Neuma」EMON PHOTO GALLERY(東京)
2010 「L'exposition de Sarah Fujiwara」Maison du Chevalier(カルカッソンヌ、フランス)
2008 「FLOW」Maison du Chevalier(カルカッソンヌ、フランス)
2006 「FLOW」夢創館(兵庫)
2002 「SARAH FUJIWARA Exhibition」Maison du Chevalier(カルカッソンヌ、フランス) 「CELL」Gallery NAITOH(岐阜)
2001 「FLEUR」Chateau PUGET(アルゾンヌ、フランス)
その他多数
【 主なグループ展・フェア・フェスティバル 】
2025 「Paris Photo 2025(Akio Nagasawa Gallery)」(パリ、フランス)
2023 「Collective Show」Van Gogh Art Gallery(マドリード、スペイン)
2022 「Continuity: Modern & Contemporary Masters」ARTIFACT(ニューヨーク、アメリカ)
2016 「近未来美術展DOORS」伊勢丹新宿店(東京) 「Insights: New approaches to Photography since 2000」フォト上海(上海、中国) そのほか2013年より国内外のアートフェアに出品多数。
(パリ、ブリュッセル、マドリッド、上海、東京、ニューヨーク、ロサンジェルスなど) 2014「Foto pholie 2014」招待作家(ヴィルフランシュ、フランス) その他多数
【 コラボレーション プロジェクト 】
2026 「沖縄国際洋蘭博覧会2026」(沖縄)
2025 Matsuzakaya Nagoya×Sarah Fujiwara(愛知)
【 パブリックコレクション 】
津島市立図書館 (2025) 、ヤマザキマザック美術館 (2012, 2023) 、清里フォトアートミュージアム (1997, 2001)
【 出 版 】
2022 『Melting Petals Sarah Fujiwara』(私家版)
2025 『記憶の花 Scattered Memories in the Field of Transience』 (株)スタンダードワークス(発行)、ふげん社(発売))
【 今後のスケジュール( 2026年) 】
・Manoir 28 にて企画展示(京都)
・津島神社国幣小社100周年記念 記念お守り発売予定
藤原 更
公式ウェブサイト
https://sarah-f.jp
公式インスタグラム
https://www.instagram.com/sarah.fujiwara.official/